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終活のすすめ
日頃 私たちは、死を遠ざけて生きています。しかし人間は、生きれば生きるほど死に近づいて行くのですから、「死を視野に入れて生を考えること」こそが、健全な死生観なのです。「終活」とは、人生の終わりを前向きに準備することで、”今”をよりよく生きる活動です。これまでの人生を見つめ、残りの人生を どのように生きていきたいかを思い描いてみましょう。 1,自分の考えをまとめましょう エンディングノート」や「遺言」を作成して、自分の希望やお願い事などを親族に伝えておきましょう。不慮の事故や認知症などで、自身で意思表示ができない状態になってしまうと手遅れになってしまいます。 ・遺産相続について ・・・ 預貯金、保険、印鑑、有価証券、不動産など ・末期の高齢者医療(介護、認知症、延命治療)について最近の傾向として、不自然な延命は避ける方法に向かっているようです。
・葬式、埋葬、遺骨をどうするか?・・・山水社へご相談ください
通知する範囲、宗教、予算、写真など
永代供養、散骨、自然葬。生前に戒名を貰うことなど。 ・自分史などの記録、家族へのメッセージ、家系図生きた証を遺す作業です。ネット(SNSなど)の利用も考えられます。
2,身の回りの整理をしましょう 遺品が多いとその後の片付けが非常に大変になりますので、体が動く間に本当に必要で大切な物だけを残し、整理しておくことも大事です。難しいことですが、欲を捨て、不必要なモノを増やさないように心がけましょう。 3,社会的な関係を見つめ直しましょう 企業や団体で活動している場合は、健康なうちに後継者を育て、いつ動けなくなっても代役がいるようにしておくとよいでしょう。1人暮らしの場合、介護を受けられず孤独死するケースを避けるために、地域サロンへの参加など ご近所づきあいを大切にしたり、宅配弁当サービス、緊急連絡装置の設置など、出来ることを積極的に行うとよいでしょう。自治体の支援も始まっています。1級葬祭ディレクター 中村 幸彦
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